アクリル絵の具と油絵の具の違いとは?両画材のメリット、特徴など




IMG_0652

私も絵を始めるとき、どの画材にするか迷いました。「油絵の具はツヤの出るポピュラーな画材」「アクリル絵の具は乾くのが早い、扱いの簡単な画材」という特色があると説明されて余計迷ったことも。

私の場合ある先生に違いをよく聞いてからアクリルを選択しました。今でもその良さに惹かれ、メインで使用しています。歴史がまだ浅いと言われている絵の具ですが、近代に改良された素晴らしい絵の具です。

アクリル絵の具のメリット

 1.すぐ乾く

アクリル絵の具はすぐ乾きます。パレットに出した絵の具も少し経ったら乾いてしまうので最初は戸惑ってしまうかもしれません。ですが、そのくらい乾きが早い絵の具なので描くスピードは格段に早くなります。

絵の具の塗り重ねの際、一度塗ってから乾くまで待たなければいけません。生乾きのまま塗り足すと下の色と混ざってしまいます。その「待つ」時間を大幅に減らしてくれる、そんな絵の具です。

2.水で解ける

洗うのが簡単です。水ですすいで布で拭けば筆もすぐ綺麗になりますし、片付けも簡単
絵は描く時間だけでなく、準備→作業→片付けの時間も計算に入れなければいけません。
手軽にできてササッと終わらせられるのはかなり嬉しいです。隙間時間を有効活用しやすい画材でもあります。

3.混色ができる

色と色を足して別の色を作る「混色」が可能な絵の具です。この色とこの色を混ぜたらどんな色になるんだろう…… 色の勉強がしやすく、色に敏感になれます。

4.石やガラスにも描ける。

割と描く材料を選ばなかったりします。人の皮膚にも描けますね。アクリル絵の具は乾くと耐水性になるので、水にちょっと濡れるくらい平気です。

油絵の具のメリット

何とも言えないツヤ・重厚感のある色が出せます。アクリル絵の具にあるような利便性より色重視!という方は油絵の具の方が向いているかもしれません。

私がアクリル絵の具を選んだ理由

実は私、最初は油絵の具の方を使う予定でした。アクリル絵の具自体あまり知りませんでしたし、油絵の具の方が上位互換のような気がしていたんですね。

しかし、アクリル絵の具の特性を聞いているうちに「これなら自分でも絵を続けられるかも」と思いました。

私の場合、大掛かりで面倒な趣味は長続きしないんです。扱いも片付けも大変だと嫌になってしまう予感がしました。もちろん絵を描きたい気持ちはありましたが、それが薄らいでしまうのが不安だったのです。

そして何より尊敬するM先生の絵がアクリル主体でした。何層にも塗り重ねたり削ったりを繰り返された絵を見て、「こんな素晴らしい絵がアクリルで描けるんだ」と思い、自分の選択に間違いはなかったと痛感しました。